決算– category –
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減価償却とはそもそも何か?しないとダメなもの?
建物でも設備でも機械でも、固定資産を取得して使用を開始すると、減価償却というものを行うことになります。 減価償却とは、固定資産の取得(設備投資)に要した支出を、その資産を使用する期間にわたって費用配分する会計上の手続をいいます。 &n... -
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回転期間分析で売掛金の増加が売上増加によるものかどうかをザックリ確かめる
決算において、年度末の売掛金残高が前期末残高に比べて増加しているとします。 売掛金が増加している場合、売上高が増加していると見るのが通常ですので、売上高が前期よりも増加していれば「売上が増加したから売掛金が増えているんだ」とひとま... -
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「その他」という費用項目に注意。多額または特別損益項目にあればツッコまれること必至
損益計算書に「その他」や「雑費」、「雑損失」といった項目が計上されている会社は多いでしょう。 「他の費目には該当せず、かつ、金額的に大きくない費用が集まったもの」であることがほとんどなので、計上されていること自体に問題はないと考え... -
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中小企業における有価証券の減損処理
『中小企業の会計に関する指針』と『中小企業の会計に関する基本要領』のいずれにおいても、有価証券について減損に関する規定がありますので注意が必要です。 『中小企業の会計に関する指針』における減損処理規定 市場価格のある有価証券... -
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その他有価証券の評価差額の会計処理|全部純資産直入法と部分純資産直入法
「その他有価証券」の決算時における評価方法に、「全部純資産直入法」と「部分純資産直入法」というものがあります。 時価のある「その他有価証券」の評価差額(期末時価と取得価額との差額)についての会計処理方法ですが、仕訳例で示すと分かり... -
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決算時における有価証券の評価
有価証券の期末時の評価についてですが、ここでは『中小企業の会計に関する指針』(以下、『指針』)と『中小企業の会計に関する基本要領』(以下、『基本要領』)を取り上げます。 評価方法と評価基準 評価については、「評価方法」と「評... -
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仮払金と立替金。無視できない残高なら決算時に要確認
貸借対照表の流動資産の中に、仮払金、立替金が計上されていることがあります。 残高がある場合には、その内容や状況を確認しておくようにしましょう。 仮払金 仮払金とは、決算時点ですでに支出(支払い)をしているものの、自社の費用とす... -
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未収入金も債権の一つ。回収可能性の確認が重要
未収入金(未収金)は、以下のような営業活動以外の取引によって発生した債権をいいます。 ・建物、土地、機械、パソコンなど固定資産の売却取引 ・株式、社債など有価証券の売却取引 ・鉄くずやスクラップの売却取引 ・保証債務を負っている場合に... -
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売掛金の期末残高について注意したい8つのポイント
売掛金の期末残高については、主に以下の8点について注意しましょう。 1.架空または簿外の売掛金はないか ・存在していないのに計上されている(計上してはいけないのに計上されている) ・存在しているのに計上されていない(計上しなけれ... -
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預金残高は決算時に要確認。「銀行残高≠帳簿残高」なら差異原因を追究すべし
預金の残高は、決算時においてチェックが必須です。 預金は取引(入出金)の都度銀行で記録されるので、通帳や残高証明書によって実際の残高を確かめることができます。 通帳や残高証明書の残高と、会計処理データ上の預金残高(以下、帳簿残高)が...